グリーティングは、クラウンの為のパフォーマンススタイルと言ってもいいだろう。
この表現活動を、単に「にぎやかし」だと考えているのならば、大きな勘違いだし、その役割を十分に生かしきれないコトになってしまう。
グリーティングは、遊園地やイベント、お祭り、などなど、多くの人々が利用する施設や環境で、その雰囲気作りをするために行われる。お出迎えだったり、一緒に写真を撮ったり、時には道案内をしたりーその間に握手、ハイタッチ、ハグなどが交わされることもしばしば。
つまり、グリーティングでは、初対面の相手と、いかに早く「ともだち」になるか、が、重要なポイントなのだ。
これは「にぎやか」ならいいーという、ものではない。
であった相手ひとりひとりが、そのクラウンと「ドラマ」を共有することで、世界が「明るく」見える、という変化をもたらすのが、グリーティングの本意だ。
それが空間に広がり、全体の雰囲気が変化する。
賑やかーは、単にスタートに過ぎず、その先に「幸福感」があることを忘れたくない。
だから、はじまりは、一対一が基本。
みんなと友だちになるのではなく、「誰か」と友だちになる。
友だちになれるのは「全員」じゃない。(ここ、大事!)
アイコンタクトをしようとしても目を逸らされたり、逆に睨まれたり、泣かれたりすることだってある。
けれど、気の合う「相手」は必ず存在する。
どんなクラウンにも、そんな「最初のともだち」がいて、それは忘れられない記憶なのだ。
その日の、その「ともだち」のために、スキルを磨く。
どんな小道具を持っていくか、どんなスキルを見せるか、どんなギャグで笑わせて、どんな風に遊んで、そしてお別れするかー?
さあ、君は自分の持つ小道具で、いったい、いくつゲームを発見できる?
少なくとも5種類のゲームをみつけよう。
しゃべってやってもいいけれど、しゃべらないバージョンも作ってみよう。
大事なのは、自分に何ができるかを「証明する」ことじゃない。
一緒に遊んで楽しむことだ。
時間と楽しい記憶をシェアすることだ。

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