コンセプト
見る人に極上の時間を届けること
「クラウン」という、日本では誰も知らないジャンルを、誰も知らないふたりが開拓します。それを可能にするのは、「魂に響くクォリティの高さに向かって妥協しないこと」。
無意識に、気楽に観られるステージの笑いや風刺を通して、ホッとする優しいゆとりの時間を提供します。
こだわり
- 技術の高さを磨き続けること
- プロセスを丁寧に積み上げて作ること
- 関わる人が「幸せなキモチ」でいられること
「クラウン」について
クラウンは長い時代を通して、人々を笑わせ元気づけてきた、欧米では「星から来た人」とも呼ばれる伝統芸術で、表現や演技に独自の方法論があります。
世界の各地で、厳しいクラウン教育を受けたロネとジージのグローバルな世界観が、日本人離れしているといわれる独自の芸術性を作り上げました。誰の心の中にも住んでいる、「ワン・アップ・マン・シップ」をロネ&ジージは笑います。
この「ワン・アップ・マン・シップ」というのは、「誰かよりも少し上に位置していたい」という人間の願望で、映画ではチャップリンの「独裁者」で、ヒトラーとムッソリーニの床屋でお互いの椅子の高さを競うシーンが代表的な例ですが、「誰かより可愛がられたい」、「誰かより上に立ちたい」など日常的で普遍的なやっかいな感情です。
笑いを生み出す深い洞察力は、国籍や肌の色、性別、年齢、宗教、思想、生まれた場所や住んでいる場所など、あらゆる垣根を軽々と飛び越え、軽いタッチなのに人間の本質に迫ると国際的な評価も高く、肩書きや経済力、損得や力関係に左右されないその洞察力が生むキラリと光る笑いが身上。「長いものに巻かれない」媚びない、けれども「相手をおもいやる」クラウン独特のコミュニケーションは、こどもたちから絶大な信頼を寄せられています。