OPEN SESAME<オープンセサミ>とは
ロネ&ジージのコメディの演技者集団
一番の特徴は、「クラウン」という欧米の伝統的な笑いの表現手法を使うことです。
「クラウン」というのは、その昔、バレエ、オペラ、西洋演劇が日本に入ってきたときに、輸入されなかった欧米の芸術分野のこと。オペラを「オペラ」と呼ぶように、バレエを「西洋舞踊」と呼ばないように、「クラウン」には、これに対する日本語訳がないので、「クラウン」と呼んでください。
※クラウンは日本では、「喜劇役者」、「コメディアン」と呼ばれることもありますが、系統立てた表現のシステムをもつ伝統的な芸術である「クラウン」の手法が使われているということは知られていません。
※「ピエロ」と「クラウン」は似ていますが、別の職業です。(「空手」と「柔道」が違うように、「能」「狂言」「歌舞伎」がそれぞれ違うように。)
クラウン劇団OPEN SESAMEは、英語名をJapan Theater Clown Companyといい、有限会社at SESAMEにより運営されています。
PHILOSOPHY…Clown(クラウン)という、日本にはない哲学
届けたいのは、極上の笑いの後の
「幸せなキモチ」
- クォリティにこだわります
- 丁寧な仕事をします
劇団名の由来は、扉を開ける魔法の言葉「開けゴマ!」(オープンセサミ)。困難なときにあっても、「オープンセサミ!」と諦めずに前に進んで行きます。
「Clown(クラウン)」という、日本にはない哲学をもつ芸術分野で、見た人の記憶に残る作品を生み出し、届けるために、日々の活動をしています。
POLICY…クラウンの価値は「今」そこにいる人の心を動かすこと
小さな希望を灯せるような劇術家集団
「今できること」がクラウンの価値。
OPEN SESAME(オープンセサミ)は、世の中の現実に向き合い、かかわる人たちが「幸せなキモチ」でいられるように、創造に取り組みます。どんな賞を受賞しても、どこの学校の卒業生でも、その当時の努力は尊いけれども、そのクラウンの価値は「今」そこにいる人の心を動かすこと。
唯一無二の在り方を模索し、絶望のときにも隣でそっと小さな希望を灯せるような劇術家集団でいるために、日々笑いの技術を磨く努力を惜しみません。
クラウンは多様性を大事にします。海外での修行中に、「笑いのセンスは味覚と同じで、それぞれ好みが違う」と教わりました。すべての人の口に合わなくても、それを必要としている人のために、芸を磨き続けていきます。
PROCUCTS…観る・参加する・学ぶ・楽しむ・体験
出張パフォーマンスは
ご予算に合わせてご用意
OPEN SESAME(オープンセサミ)では、さまざまな舞台公演だけでなく、ロネ&ジージがアメリカやロシア、イギリスで学んだハウツウを、さまざまな形で提供しています。出張パフォーマンスは、ご予算に合わせてご用意いたします。お気軽にご相談ください。
OPEN SESAMEの特長
具体的でわかりやすい指導
何をすればいいか、どうすればいいかなどの指示が具体的でわかりやすいのは、教え方が日本にはない教育システムを使っているためです。教えているところを見た学校の教諭が、職員や児童のための講師に招く、ということがよくあります。
受講生の学習目的に合わせた指導
クラウンは個人技を磨きますが、本番のパフォーマンスは集団でのプロセスがあります。(コンビ、トリオなどの作品を作るときには個人技だけではなく共同作業となりますが)
クラウンを学ぶ目的も、学ぶ人の個性も違うので、それぞれの特性に合わせた指導をしています。
ルールとマナー
クラウンの世界にもルールとマナーがあります。お互いに気持ちよくパフォーマンスを、創造性を刺激し合うために、ルールとマナーについて学びます。ルールに対する姿勢と、マナーは、パフォーマンスにはっきりと表れてしまうからです。
クラスでは、自分で「不安に感じること」「やりたくないこと」はやらなくてOK。「できそう」「やってみよう」と思ったことからやってみてください。無理なことはやらずに見学していても大丈夫です。少しずつ「できること」が広がっていくプロセスを楽しんでください。
国際レベルの学習内容
シルクドソレイユでも使われている国際基準の表現の学習メソッドを使っています。もともとクラウンは日本にはない文化で、その学習システムや考え方も日本にはありません。海外では、国によってその国の国民性に合わせたクラウンの学習システムがあります。クラウンという文化をできるだけそのままに、日本人にもわかりやすいようなシステムを使っています。
たまに演劇の学生がクラウンの勉強をして「クラウン嫌い」になった、という話を聞くことがありますが、それはクラウンそのものに原因があるというよりも、学習システムがどこの国のものかに因ることが多いのが実情です。
海外のコンベンションで審査員を務める講師が教えています。
講師は、海外での受賞歴も多く審査員も務めています。理論と実践に裏打ちされているという高い信頼が寄せられているからです。学習期間の長い短いにかかわらず、常設クラスからは、国際コンクールでの優勝者だけでなく3位以上の入賞者を多く輩出しています。