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ぐるんと転じられる笑いを

台風が次から次へとやってきますね。

明日本番ーというパフォーマーの方も多いでしょう。
ホント、辛い。

天候不良による中止とか・・・
開演できたとしても、ずぶ濡れのお客様に2時間も客席に座ってもらう事になる・・・

どっちも辛い。

そういう時に思い出すことがある。
クラウンになりたての頃、修行に出た初めての海外、モスクワでの体験。

寒さが迫ってくる秋にモスクワ郊外の大きな劇場で行われたクラウンの国際大会への出場だった。
300組という大量のクラウンたちが1週間にわたりオーデョションを受け、最終のチームが満席以上の観客の前で演技を行った。

シートは満席で、座り切れない観客のこどもたちが、ステージの端っこに座って観ていたり、手すりに腰かける大人たちもいた。

最終のチームのスキルとユーモアは抜群で、会場からは何度も笑い声が噴き出した。
けれど、そんな時代の一般市民の生活は、政治の大転換期(ペレストロイカ直前)で、物資不足にあえぐ日々だった。

パンやトイレットペーパーなどの必需の品でさえ事欠く日常、一日で紙幣が紙切れと化す日々。
高齢者たちが年金として支給された缶詰を持って物々交換の相手が訪れるのを待っている市場。

まるで日本の戦後風景を彷彿とさせるような場面に何度も出会った。

そんな中でも、観客はクラウンのショーを観に、劇場にやってきた。
一体何のためだろう?
バルコニー席から零れ落ちそうな観客を見ながら、不思議な感動が押し寄せてきた。

それは、彼らは知っているのだ。という理解だったと思う。
笑う事が自分に何を与えるのかを知っている。

笑いを創るアーティストのエッセンスが自分の中の笑いを呼びおこし、その笑いが「生命力」と「客観性」をもたらすという効用を。

大変な今だからこそ、笑いが必要なのだーと。

ああ、そんな、苦しみや悲しみをぐるんと転じられる笑いを提供できるクラウンになりたい。
そう、そういうことなんだよなぁ・・・

追加公演が決まりました!!! 9月15日(日)16:30開演です!!!

ぢゃ、会場でお待ちしております♡

【ものがたり】
その日、アドリア海に面した小国の王宮では
国の存続をかけての「仮面舞踏会」が開かれようとしていた

空っぽの玉座を背に、家来は開宴の時を告げる

「シニョーレ&シニョーリ! 明日の一番鶏が鳴くまでは、その高貴なご身分を仮面に隠し、存分に羽目を外してお楽しあれ!尚、この仮面舞踏会は特別な選考会を兼ねている・・・」

果たして、その選考会とは???
空っぽの玉座に理由は???

客席を来賓に見立ててて行われる「王宮エンターテインメント」は

何度も乾杯の声が響くなか、女官や家来たちの華麗な舞踏が繰り広げられる
セサミライブで最も華やかなクラウンテイル(クラウンの物語)

傷心の王さまとちゃらんぽらんな下僕の、そぉっとはじまる友情物語
このシャボン玉のような「幸せ」が 海の風に乗って、あなたの手に届きますように…

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